いいずらスポットNo.17 平林 千手院 佐久十四番札所として、平林観音さまで知られている古刹です。現在まで七十六代、一千百五十余年の法統を守っています。現在佐久市十日町の道端にある六地蔵尊(現在国指定重要文化財)等も昔は千手院の大門先であり、十日毎に市場が開きなかなかに賑やかな町となったため十日町といわれていたそうです。再三火災にみまわれ正徳年中(紀元二千三百七十一年頃)に現在の佐久穂町平林地区に移転されました。中世武田信玄が戦勝祈願と敵味方の戦死者の菩提を弔う為に田畑と永三十六貫文を寄付しており、境内には今なお、勝頼鎧掛けの松が参詣の人々に昔日の夢をかたらっています。 |
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